最初はサイトのメインになるはずだったのに、いつの間にか滅多に更新しなくなった悲しいカテゴリー。世界遺産に関連した知識を繋げていきます。今でもたまに、脳内整理しています。

続縄文文化と弥生・古墳文化のせめぎあい
九州から始まった弥生文化は、渡来人の遺伝子とともに東進・北上しました。縄文時代一色だった本州日本は、グラデーション状に徐々に新たな姿を見せていきます。そんな中、北海道では弥生の稲作農耕文化を拒み、縄文の狩猟採集文化を発展させました。これを〝...

ヒエログリフの解読の中心、輝く二人の天才たち
エジプトには特徴的な神殿や王墓がたくさん残されています。ラメセス2世のアブ・シンベル神殿なんて有名ですね。その王妃のネフェルトイリ(ネフェルタリ)は、あまりにも美しい墓の壁画で知られます。どちらも世界遺産の一部になっています。でも、こんなに...

ヒエログリフの解読方法とは
古代エジプトのピラミッドや墓地群、砂漠に栄える数々の神殿群。調べれば結構色々わかりますよね? エジプト神話にピラミッドの作り方、階級社会や壁画職人たちの組織……。数千年前がこんなわかるのはね、言語が解読されたからさ!古代エジプト語の解読がも...

ヒエログリフとはどんな文字?
古代エジプトといえば?ラピスラズリやトルコ石輝く、ツタンカーメンの黄金仮面が浮かぶ人は多いかも。或いはナイル川と砂漠を背景に、遮るものなき快晴の天を衝く、ピラミッドやスフィンクスでしょうか!豪奢でスケールの大きいイメージが知られがちです。今...

古代エジプトのミイラの作り方って?
三千年も四千年も昔の人が、骨だけでなく皮膚や内臓まで現代に遺してみせた!一体何をどうしたらこうなるのか。乾燥処理から前後のことまで、古代エジプトのミイラの作り方を見ていきます。エジプトのミイラは自然発生カイロ・エジプト博物館。現在22体の王...

[ポトシ市街]ポトシ銀山の水銀アマルガム法
かつて全世界の半分の銀採掘量を誇ったのが、ポトシ銀山。そのポトシ銀山を中心に発展した街こそが、ボリビアの世界遺産『ポトシの市街』です。膨大な銀採掘量は、100年間で1万5000トン。莫大な富によりポトシの街は繁栄します。人口は当時のメキシコ...

[ナスカの地上絵]消えない2000年前の地上絵の謎
南米ペルーの広域な世界遺産、『ナスカとパルパの地上絵』は砂漠のアートです。「ハチドリ」に「猿」、幾何学的な多くの図形……度肝の抜くような壮大なアートは、一時はミステリアスなあまり宇宙人との関連も囁かれました。ナスカの地上絵って?積み重ねられ...

[クスコ市街]インカ帝国初代皇帝が、クスコを首都に定めた時の建国神話
現ペルーのアンデス高地にあるクスコは、ありし日のインカ帝国の首都です。名前は「へそ」を意味します。「ここが世界の中心だ!」という理念です。茶色い色彩が目を引くこの街は、なんと標高3400m。街自体が『クスコ市街』という世界遺産を持っています...