世界遺産のコラム

最初はサイトのメインになるはずだったのに、いつの間にか滅多に更新しなくなった悲しいカテゴリー。世界遺産に関連した知識を繋げていきます。今でもたまに、脳内整理しています。

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あの恐竜はどこ生まれ? 恐竜化石の発掘地を解説!(白亜紀編)

恐竜の全盛期たる白亜紀。トリケラトプスやティラノサウルス、アンキロサウルスが生きたのもこの時代。 でも実際、どんな恐竜がどこで発掘されているか、ご存じですか? 今回は2024年の辰年に因み、白亜紀の恐竜化石の発掘地を、どんな恐竜が見つかった...
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更新世はいつからいつまで? 世界遺産で知る地質年代と人類史

更新世はいつからいつまでで、どんな時代だったでしょうか? 地質年代の名称って、ぱっと見で凄く数が多いんですよね……。正直順番もぐちゃぐちゃになるし、大昔のことだけあって、何だかピンとこない人も多いかと思います。 よって今回は、更新世がどんな...
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続縄文文化と弥生・古墳文化のせめぎあい

九州から始まった弥生文化は、渡来人の遺伝子とともに東進・北上しました。 縄文時代一色だった本州日本は、グラデーション状に徐々に新たな姿を見せていきます。 そんな中、北海道では弥生の稲作農耕文化を拒み、縄文の狩猟採集文化を発展させました。 こ...
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ヒエログリフの解読の中心、輝く二人の天才たち

エジプトには壮大な神殿や王墓がたくさん残されています。 ラメセス2世のアブ・シンベル神殿は、世界遺産条約のきっかけにもなりました。その王妃のネフェルトイリ(ネフェルタリ)は、あまりにも美しい墓の壁画で知られます。 でも、こんなに豪壮で芸術的...
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ヒエログリフの解読方法とは

古代エジプトのピラミッドや墓地群、砂漠に栄える数々の神殿群。 調べれば結構色々わかりますよね? エジプト神話にピラミッドの作り方、階級社会や壁画職人たちの組織……。 数千年前がこんなわかるのはね、言語が解読されたからさ! 古代エジプト語の解...
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ヒエログリフとはどんな文字?

古代エジプトといえば? ラピスラズリやトルコ石輝く、ツタンカーメンの黄金仮面が浮かぶ人は多いかも。 或いはナイル川と砂漠を背景に、遮るものなき快晴の天を衝く、ピラミッドやスフィンクスでしょうか! 豪奢でスケールの大きいイメージが知られがちで...
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古代エジプトの秘められた技術!ミイラの作り方と埋葬文化を解説

ミイラとは簡単に言うと、死後の生き物が乾いて腐らず遺り続けたものです。 時には数千年を超えて、人の目に曝されます。でも、どうしたらこんなことになるのでしょう? そして、人為的に遺すにはどうすれば良いでしょうか。 古来、ミイラは多くの国や地域...
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世界の半分を支えた!ポトシ銀山の水銀アマルガム法

かつて全世界の半分の銀を産出したのが、ポトシ銀山。 そのポトシ銀山を中心に発展した街こそが、1987年に世界遺産リストに登録されたボリビアの『ポトシ市街』です。ポトシでの銀採掘量は、100年間で1万5000トンーー世界の半分に及びます。 当...
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[ナスカの地上絵]消えない2000年前の地上絵の謎

南米ペルーの広域な世界遺産、『ナスカとパルパの地上絵』は砂漠のアートです。 「ハチドリ」に「猿」、幾何学的な多くの図形……度肝の抜くような壮大なアートは、一時はミステリアスなあまり宇宙人との関連も囁かれました。 ナスカの地上絵って? 積み重...
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[クスコ市街]インカ帝国初代皇帝が、クスコを首都に定めた時の建国神話

現ペルーのアンデス高地にあるクスコは、ありし日のインカ帝国の首都です。名前は「へそ」を意味します。「ここが世界の中心だ!」という理念です。 茶色い色彩が目を引くこの街は、なんと標高3400m。街自体が『クスコ市街』という世界遺産を持っていま...