2021-09

世界遺産のコラム

[ポトシ市街]ポトシ銀山の水銀アマルガム法

かつて全世界の半分の銀採掘量を誇ったのが、ポトシ銀山。そのポトシ銀山を中心に発展した街こそが、ボリビアの世界遺産『ポトシの市街』です。膨大な銀採掘量は、100年間で1万5000トン。莫大な富によりポトシの街は繁栄します。人口は当時のメキシコ...
世界遺産のコラム

[ナスカの地上絵]消えない2000年前の地上絵の謎

南米ペルーの広域な世界遺産、『ナスカとパルパの地上絵』は砂漠のアートです。「ハチドリ」に「猿」、幾何学的な多くの図形……度肝の抜くような壮大なアートは、一時はミステリアスなあまり宇宙人との関連も囁かれました。ナスカの地上絵って?積み重ねられ...
世界遺産のコラム

[クスコ市街]インカ帝国初代皇帝が、クスコを首都に定めた時の建国神話

現ペルーのアンデス高地にあるクスコは、ありし日のインカ帝国の首都です。名前は「へそ」を意味します。「ここが世界の中心だ!」という理念です。茶色い色彩が目を引くこの街は、なんと標高3400m。街自体が『クスコ市街』という世界遺産を持っています...