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大平山元遺跡の展示施設が大山ふるさと資料館だった頃の旅の話【北海道・北東北の縄文遺跡群】

大山ふるさと資料館 旅の記録
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いくちゃんは青森にいた時代、世界遺産『北海道・北東北の縄文遺跡群』を巡り歩きました。

中でもお気に入りの一つが、青森県外ヶ浜町(そとがはままち)の「大平山元遺跡(おおだいやまもといせき)」です。
2023年の7月30日に訪問しましたよ!

すっごくのんびりできましたよー!
とても良い旅でした。

てなわけで、そろそろ9か月近くが経ちますが、楽しく振り返ってみようと思います!

大平山元遺跡とは

大平山元遺跡
立派な史跡表示が示す、大平山元Ⅰ遺跡入口。地面ギリギリから撮っているので、看板が随分高く見えます。

世界遺産『北海道・北東北の縄文遺跡群』は、たくさんの構成資産を持っています。

その数は17!
関連資産の2つも入れたら、19の遺跡に出会えるのです。

その中でも、「大平山元遺跡」は唯一の草創期の遺跡。
一番古い遺跡なので、構成資産の通し番号でも1番ですね。

なんと今から約16000年前!

ちなみに、たまに約15000年前ってなっているんですが、これは誤差なのでよくわかりません。

シンプルに考えて、1000年の誤差って大きいでしょ?
でも土器片の付着物で年代測定をした結果は、大平山元遺跡のパンフレットによると、「14920~16520」年前なので、15000年前とも言えると思います。
一方、大山ふるさと資料館入口の展示では「16410~16520」です。

大山ふるさと資料館入口にあった展示。

多分、測った史料が別物だとか、年代の較正に違いがあったとか、何らかの理由があると思いますが。

いくちゃんの場合、より幅が狭い方を参考にする方が良いかな? くらいの、ゆるーい感覚で見ています。
でももちろん、確実なことは言えないのです。

だから、16000年前って言ったり、15000年前って言ったりしているものと思われます。
しかしいずれにしても、日本一古い縄文遺跡には違いありません。

そう、日本最古の縄文遺跡です。

ただし!
勘違い注意です。

大平山元遺跡の土器は〝無文〟なのです。

だったら〝縄文〟時代じゃないじゃん! というご意見もありうるかと思います。
しかし土器の発祥こそ、定住の大きな目安となるのですよ。

だって、土器背負って旅とかしたくなくない?

そして、定住の始まりこそ縄文時代の始まり。
模様がなくても同じ土器の系譜の源流。
よって縄文時代はここから始まる――と、そんなわけで。

北東アジア最古の土器群を以てして、縄文時代の開始期を我々は語るのです。

北東アジア最古ですよ。
大平山元遺跡こそ、プリミティブな縄文文化の痕跡だと!

なお、世界遺産にもなっている縄文遺跡は、大平山元Ⅰ遺跡ですね。
Ⅱ遺跡はというと、近所に旧石器時代の遺跡があります。

二つ合わせて「史跡 大平山元遺跡」です。
時代順ではなく、Ⅰ遺跡の方が後の時代なので、注意が必要ですね。

大平山元Ⅰ遺跡では、旧石器時代から続く「神子柴・長者久保文化」の石器群と、ニューフェイスな無文の縄文土器が混在しています。
石器のみのⅡ遺跡と比較しても、まさに移り変わりの時期を示しているのです。

北海道・北東北の縄文文化は――。
日本の縄文時代は。
北東アジアの土器文化は……!

大平山元遺跡周辺から、始まったのかもしれません。

青森県外ヶ浜町「大平山元遺跡」へ、いざ参ります!

……あ、ちなみに〝外ヶ浜町〟は、津軽半島の北の方です。
龍飛崎が有名ですね。

「ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと」(「津軽海峡冬景色」/石川さゆり、作詞:阿久悠)――の、あれですw

まあ、遺跡のある旧蟹田町(かにたまち)は、もうちょっと南の方ですけどね。
龍飛崎は旧三厩村(みんまやむら)の飛び地です。

寝具を背負って海水浴キャンプ場へ!

蟹田駅前の歓迎看板。よくありますね――と思ったけど、田舎の小さな駅ならでは、かもしれない?

さて、いくちゃんの住んでいた野辺地町からは、微妙に遠い外ヶ浜町。

電車で行くと、まずはJR青い森鉄道で青森駅へ(一時間弱)。
そこからJR津軽線で蟹田駅まで向かいます。

……でもね、蟹田駅からも結構距離あるんですよ。
遺跡の最寄り駅は大平駅なんです……。

ただ問題があって、JR津軽線、蟹田より後ろは無期限運休中なんですね(貨物車両だけはもうちょい先まで走っていた)。

JR東日本のホームページによると、2022年8月の大雨以降だそうです。
いくちゃんが行ったのは、運休から一年足らずではありましたが……今も止まっています。

多分、大赤字なのでしょうね。
時刻表を見ると、津軽線の青森発は、一日に9本しかありません。
もちろん普通電車のみです。

とてもじゃないけど、再整備して採算が取れるとは思えない……まあ、そういうわけで、蟹田駅で一度降りる必要があります。

現在の実質的なJR津軽線の終点。なんと有人改札です。まあ、半分無人駅ですが!

とはいえ、ここは外ヶ浜町の中心部です、観光もやぶさかじゃない。
……無事に遺跡に行けるのであればね。

大丈夫、ちゃんと代行バスは出ているのよ。
わんたくって名前の専用タクシーもあるみたいです。

蟹田駅の屋内には、大平山元遺跡の紹介もありました。

一度蟹田でゆっくりして、次の日に遺跡に行くことにしましょう。
幸いにも安い宿泊地があるではないですか。

外ヶ浜町観瀾山公園海水浴キャンプ場です。

……ちなみに、公式サイトは閉鎖したのか見つからないのですが……。

「風のまち交流プラザ トップマスト」という施設が運営しています。
ちょっとした売店とか、中華料理屋さんも入っています

ここに200円を払えば、泊まれます(夏季限定)。

200円ですよ! 宿代が200円!
これは、買ったばかりのキャンプ用品を試すべき時ですね……!

というか、まずここで使うつもりで買ったんですけどね。

蟹田駅からは徒歩約20分。
……まあ、徒歩で行く人がどれだけいるかはわかりませんが。

トップマストは駐車場も完備の港湾施設なので(下北半島行きのフェリーも出ます)、大抵の人は車で来ていると思います。
見た感じは、夏休みの親子連れとかが日帰りで来ているのが多い。

風のまち交流プラザトップマスト。高い塔が生えた建物です。

肖像権を気にしてキャンプ場の写真は撮っていませんが、駐車場には余裕がありますね。
上の写真の更に左手に進むと、間もなく海沿いのキャンプサイトが見えます。

海水浴キャンプ場なので、もちろん海水浴シーズン限定。
日帰りのデイキャンプも歓迎とあっては、早すぎる時刻に到着するのも危険です!

フリーサイトなんですが、昼間の方が混んでいるんですよ。
普通は早めに来て良い場所を確保するものだと思いますが……遅めの方が、場所は選び放題だと思います。

テント立てる時って、極力水平で平らな場所を確保するのが大事みたいですね。
そこはしっかり予習していました。

何とか入場手続きを済ませ、場所を確保してテントを立てます。
まあ一人用テントなので、スペースはコンパクトで済むので良かったですね。

トップマストに戻って、隅々まで1階を見て回ります。

ここでも余念なし。トップマストの建物内にて、「大平山元遺跡」のプロモーションパネルを発見。

大平山元遺跡のPRキャラクター、むーもんの姿がたくさんあります。

むーもんの名前の由来は、言うまでもなく〝無文〟です。
最初期の無文の縄文土器こそが、大平山元遺跡のアピールポイントです。

階段前ではこんなものを見つけました。

中華料理屋さんの「シェ・ロンフウ」の宣伝。階段前にて。

……ということは、2階がそのまま店舗になっているんですかね?
食事利用をするつもりはなかったので、上には上らずに看板だけ見ました。

もちろん、ここで夕飯を取っても良いと思います。
ただ、この時はまだまだ午後2時半頃でした。

(午前中に青森駅周辺で遊んできた結果、到着がこんな時刻になっていた)

せっかくなので海水浴場で遊びましょう。

――あっ、太宰治がお好きな方であれば、別の選択肢も取れますね。

観瀾山は小説『津軽』の聖地だそうです。

行く前に予習していくのも良いですね。

時間が許せばいくちゃんも行きたかった。
ここで知って興味を持ったので、小説も読んでみたかったんですが……。

そこまでフォローできませんでしたorz
まあ今回は、ネイチャーな生き物を優先してぼけっと過ごしました。

夏休みで賑わう日帰り客の間でひとり……

コンクリート壁を歩くヤドカリたち。貝だと思って一生懸命撮影していたら……突如歩きだした衝撃ときたら! ホンヤドカリだそうです。

ここからはスマホで撮影しているので、写真サイズが変わっています。
当時はあれにハマっていたんですよ……。

Biomeです。
ええ、あれです。

青森市の「小牧野遺跡」に行くのがやたらと遅くなった原因のアプリですw

海水浴場ですよ、生き物がたくさんですよ!
これは海の生き物を集めるチャンスですね……!

Biomeでは、見つけた生き物の種類数をカウントできます。
まるでポケモン図鑑を埋めていくように、新しい生き物をたくさん見つけたら褒めてもらえるのですよ。

今までに何種類見つけたよ!
銅メダルを進呈しよう!
おおっ、更にこんなに見つけたよ、銀メダルに昇格してあげよう!

……みたいな感じ!(イメージ)

それなりに重いキャンプ道具を運んで疲れたのもあるし、山を歩くよりゆっくり海の生き物を見つけよう……!

まあ、水着は持ってこなかったんですけどね。
座って足を浸けているだけでも楽しいよ!

魚は上手く撮れないのですが……おっ、これは良い感じに撮れましたね。

クサフグだそうです。ぴゅうぴゅう泳ぐ魚たちを頑張って撮ります。

野生のクサフグを発見した!
おおっと、泳ぐのがとても速い! すぐに視界から消えてしまった……!

他にもたくさん魚がいるよ!

上手くピントを合わせる余裕もなく、何度撮っても正体がわからない……。

こちらはBiomeのAIでは同定できませんでした。

多分、小さい上にピントもあっておらず、水面越しで余計に見分けにくかったのでしょう。
質問したらわかる人もいるだろうか……でも、今のところは不明です。

海藻も大きいですね。
貝っぽいのもいましたよ!

……波が揺れて、上手く撮れませんでしたがorz

上下逆になっていますが、海藻の合間にいる貝たち……でしょうか?

とても良いですね。

しかし、この場所はコンクリートで固められています。
割と石です。

――夏、暑いんですよね。
軽く熱中症になりかねないので、要注意。

水分補給はもちろんですが、適度に日陰に入るのも大切です。
……テントの中は蒸し風呂になるので、トップマストの建物か……木陰に避難かな(汗)

ちなみに、こちらはテント設営の時に出会った生き物です。
昆虫ですね。

荷物と一緒にテントに入っていた生き物。オオトビサシガメの幼虫だそうです。提案してくれた有識者さまに感謝!

昆虫って現代地球で一番繫栄している勝者ですからね。

そう考えるとわくわくしますね。

あ、早めにゆっくりしたいですし、そろそろ食料を調達しに行きましょう。
いくちゃんはスーパーまで歩きます。

マエダストアの蟹田店がありますね!

このマエダストアは、青森ではよく見るのです。
私も野辺地でお世話になっていました。

Googleマップでは徒歩18分の距離。
蟹田の町を歩くついでに、夕食を調達しに行きましょう。

大平山元遺跡の近くなのに、歩いていたら三内丸山遺跡までの距離看板が……やはり特別史跡には勝てぬ(汗)

近くに銭湯もあったので行ってきました。

スーパーとはちょっと方角が変わっちゃうんですが、キャンプ場から徒歩17分です。
400円でゆっくりできましたよ。

で、帰ってきたら随分静かになっていました。
お隣のテントも撤収していたみたい。

早めに寝て、疲れを取ることとしましょう。

いざ、大平山元遺跡へ!

朝のキャンプ場はすっかり静か。本当にほとんど日帰り客だったようです。

野営していると、自然と朝早くに目覚めるものです。

……少なくとも、いくちゃんは経験上そのようです。
周りを見ていても早起きの人が多いですね。

この日は朝の5時頃でした。
さすがに出発するには早すぎます。

少しだけ海で遊びましょう。

打ち寄せる波の写真を撮ってみたり……。

階段に乗り上げる波を良い感じに収めるべく、動画と写真を何度も撮りました。難しいw

トビムシやフナムシを追いかけてみたり!

小さな甲殻類であるフナムシですね。トビムシだと思ったら違った……。

フナムシはぴょんぴょんしないんですね。

――って、うぇえっ?
なんですかこれはぁ!(汗)

ヒメハマトビムシだそうですが、なんでこんなに団子になっているのかは不明。

うねうね……塊になるヒメハマトビムシ……。

一匹だけだとこんな感じですw
写真が縦向きですがご容赦ください。

甲殻類なのでエビみたいですね。

ぴょんぴょん跳ねるトビムシ、好きなんですよね……。
写真撮るのは大変ですが……。

最初は野辺地の砂浜で、ニホンスナハマトビムシってのを見つけて知ったんですよ。

あんな生き物がいるなんて、今まで全く知りませんでした。
まじまじと生き物探して初めて気づくって、色々ありますね。

後はこんなのもいましたよ!

階段を歩くイシダタミ。ヤドカリではなく、貝です。貝が歩いている……!°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°

貝は軟体動物ですね。
歩いている貝って、初めて見ました……!

……さて、遊びまくっていたら良い感じの時刻になりますので、テントを片付けて駅まで歩きましょう。

蟹田駅発の代行バスは、始発が7:07でした。
2024年4月現在、7:08発に変わっているようです)

のんびり運ばれて大平駅で下車。
こちらが大平駅ですね!

大平山元遺跡までの看板案内があります。700mって書いてありますね。

のどかな場所です。

バスの所要時間は15分程度。
空いているので快適ですね。

……いや、ほんと、津軽線復旧大変だろうなあ(遠い目)

さて、ここから大平山元遺跡まで行く途中に、ガイダンス施設の大山ふるさと資料館があります。

――あ、こちらの大山ふるさと資料館、2024年4月現在、既に閉館しています。
代わりのガイダンス施設が出来ているので、詳しくは下記をご覧ください。

私が行った時は現役だったのよ!

まだ朝の7時半くらいですが、取り敢えず歩いて向かってみましょうか。
……まあ、当然開館前ですけどね!

大山ふるさと資料館
旧大山ふるさと資料館。指写り御免……。

場所だけ確認して遺跡へ向かいます。

遺跡まで50mの表示。間もなくですね!

おっと、これは……。

この写真は、多分……。

大平山元遺跡まで残り50m。
ここの工事現場こそ、旧資料館に替わる新たなガイダンス施設。

2024年4月26日オープン!
大平山元遺跡展示施設むーもん館」ですね……!

ちょっと得した気分です。
写真に撮っていたの自分で忘れていましたww(笑)

とはいえ、旧資料館も開館前でスルーしてきたいくちゃんは、むーもん館の情報など持っていませんでした。

何か工事しているなあと、ナチュラルに通り過ぎて行きますw

工事現場から振り向けば、間もなく広い空間が……!

おお、これは……!

重いザックを背負ったままで、うきうきと近くへ歩を進めますよ。

大平山元遺跡へ到着!

大平山元遺跡
大平山元遺跡の入口発見。

到着しました!

世界遺産『北海道・北東北の縄文遺跡群』の構成資産その1!

草創期の痕跡、「大平山元遺跡」です……!

前の方に看板がありますね、おおっ、あちこち痕跡が解説されていますね!
どうやら植樹もされていますね、景色も良いですね!
こぢんまりした雰囲気が素敵ですね……!

まばらに生きる大きな木々も、植えられた小さな木々も素敵です。

おっと、順番に見ていきますよ、ほうほう、これは土器片の集まって見つかった場所ですね。
どうやら2箇所あるようです。

第土器集中区の表示。

大平山元遺跡の土器は、見つかっている中で最も古いだけあって、小さい破片の集まりです。

物は小さいので素人目にはわかりにくいですが、こうして表示されるとリアリティがありますね。
現地で見ると興味深いですよ。

更に、大平山元遺跡の発見を語る上で欠かせないのが石斧です。

石斧発見地点の表示もあります。

当時の中学生が、ここらのごぼう畑で見つけたのですよ。

学校の先生に見せたら、興味深いと専門家に回され、大発見に繋がっていったのです。

……いつも思うんですけど、昔の学生の教養力(?)って高いですよね。
まあ、教育であろうとそれ以外であろうと、普及すればするほどありがたみは薄れるのかも……?

そしてそして、良い景色ですね!

入口から左の方に歩道を歩いて行った先。田んぼが青々と営まれています。

こちらの田んぼがある場所は、見ての通り地面が少し低いです。
低湿地ですね、実は別の大地だそうです。

遺跡がある方が大平段丘。
西側の田んぼがある方は山本段丘だそうです。

昔で言う大平村と山本村は、この辺りで分かたれていたのでしょうか?

段丘の説明看板とともに、山本段丘方面を望む。

実はこの看板がある場所と、田んぼがある場所の間には沢があります。

高石股沢、っていうらしいです。
段丘を隔てるここから水を引いて、田んぼを育てているのでしょうね。

「田んぼだなあ」なんて何気なく見過ごしてしまいそうですが、近現代の都市部だったらいざ知らず、大抵の土地には地形の影響がしっかりと窺えます。

山本段丘側だけが綺麗に田んぼなので、中々に見ものですよ。
景色も良いですし。

田んぼなんて縄文時代とは一見関係なさそうですが、沢の東西で高い方の土地に住んだ縄文人の生活を、地形を見ると実感しやすくなっていきます。

入口側を望む。植樹された木々が目に入ります。

今は木々もまだ若いですが、当時はどのような環境が広がっていたのでしょう。

多分、もう少し背の高い木々もあったのでしょうね。
この木々も今は、いくちゃんが行った日より成長しているかもしれません。

さて、縄文遺跡はこれだけですが、道を戻りつつ左手を見ると、十字路の向こうに見つかりますよ。

八幡宮になっているけど、実は大平山元Ⅱ遺跡。

旧石器時代の大平山元Ⅱ遺跡です。
今は八幡宮になっていますが、左手に看板があって解説されています。

この看板以外には、遺跡っぽい痕跡は見てわかる風にはなっていません。

場所だけ見つつ、ほうほうと納得します。
さほど時間は取らないですね。

ところで、この八幡宮を奥に向かって歩いてみると……。

JR津軽線の線路……でしょうか……?

線路が見えてきました。

明らかに使われていないので、線路の上に乗ってみた。

線路の上から右手側(蟹田側)を見る。

うわあ……。

……これ、JR津軽線ですよね?
運休中の……。

……これは酷い(汗)

一年でこんなになっちゃうのか。
なってもおかしくない気はしますね。

少し歩くと……。

線路の続き。

……あぁー(遠い目)

JR津軽線、復旧の道は……。

果たして、その意思はあるのか。
これはだいぶ、遠い道のりになりそうだ。

元々、管理大変だったんだろうな……。

大山ふるさと資料館へ

大山ふるさと資料館入口。

気を取り直して、大山ふるさと資料館へ。

開館にはまだ早かったので、外のコンクリート塀(?)に座って待ちます。
上の写真で右手の囲いですね。

時間の使い道なんていくらでもあるので、特に持て余すことはありませんでした。
……が、途中で人が一人来て、聞かれて開館前だと答えたら、残念そうに帰ってしまいました。

むう、残念。
その後もその方は戻ってこなかったようです。

ここは閉校した小学校の校舎を利用しています。
多分……ここ、昇降口……なのかな?

他にそれっぽい場所がなかったですが、これが昇降口だったらだいぶ小さいですね。
職員玄関かな……?

遺跡の展示はここから右斜め前方に行くとありました。
まずはこれ。

赤枠部分が大平山元Ⅰ遺跡。こうして見ても、西側の山本段丘とは地形が違いますね。

遺跡の上空写真もありますね。
こちらは整備される前で、どなたかのビニールハウスが立っているのが見えます。

今は既に立ち退き頂いて、先ほどのように整備されてきているんです。

縄文時代のイメージ絵画もありました。

当時の環境復元図。山本段丘側から、高石股沢を挟んで見たイメージ図みたいですね。左のパネルの向こうが入口です。

こぢんまりしたスペースですが、イメージを助ける展示が多いですね。

もちろん遺物もしっかりあります。
例えば土器片がこんな感じ。

細かい土器片がじっくりと見られます。

うーん、こうして見ると本当に小さい……。

良くこれで無文だとわかったなあと思って聞いてみたら、形状などで判断するのだと教えてくれました。
でも学芸員さんがいない日だったみたいで、専門の話はその方では詳しくないんだとか。

むう、残念。

色んな石器も見つかっています。

コンパクトなので、見るのはすぐに終わりますね。
いくちゃんは割とゆっくり見る人ですが、のんびりできた気がします。

あ、写真は撮っていませんでしたが、子ども向けのQ&Aみたいなのも展示してあった記憶ありますよ。
大人でもシンプルに知識が深まって楽しいと思います。

まあ、今はこの資料館自体がなくなっているので、むーもん館でその手の展示がどこまで引き継がれているか……ですね。

多分事務の方(?)とお喋りしていたからだと思いますが、そんなに建物の写真をつぶさに撮ってはいなくて。
ちょっと残念なことをしてしまいました。

部屋の外には映像展示もありましたよ。

そしてこれが、入口正面だったかな、廊下の展示ですね。
周辺遺跡の紹介がされています。

建物入って正面の廊下展示。

周辺の遺跡情報があると、土地全体のイメージが湧いて良いですね。
左の方の壁に紙がたくさん貼ってありますが、これは感想欄だったはずです。

これの更に向こうには、アンケート用紙とか遺跡の発掘調査報告書とかがありました。
世界遺産『北海道・北東北の縄文遺跡群』の、世界遺産認定の流れが詳しく書かれた資料的書物も、閲覧用で置かれていましたね。

ありがたく見せていただきました。

更に奥も展示がありますよ!

窓向こうの左右に、大山小学校時代の展示がありますね。突き当りは民俗資料です。

閉校前の大山小学校は、大平と山本の二つの地域が合わさって出来たから「大山」だそうです。
学校統合で閉校になってしまったのは平成13年。

前にもどこかで書きましたが、世界遺産『北海道・北東北の縄文遺跡群』の展示施設には、閉校になった学校の校舎を使ったものがたくさんあります。
しかしその中でも、木造はここだけだったんじゃないかなあ……。

規模の小ささも相まって、素朴でレトロな空気感があります。

民俗資料の展示室も行ってみましょう。

バリバリの木造校舎に、農具が展示してあります。

この雰囲気好き。

木造校舎なんて縁のない人生だったので、この校舎自体が一つの資料として興味深い展示でした。
こんな風だったんだなあと。

小牧野遺跡の情報センターでも、木造校舎の教室が復元されてはいましたが、教室だけでしたからね。

豪華なお雛様も寄贈品です。

捨てるに忍びない地域の品々が、こうして集められて貴重な資料になっていくのですね。

家庭の道具エリア。

何と言うか、所帯じみて?
……生活感が伝わってくるというか。

一般家庭の物だけではありません。

駅の料金表。

……まじまじと見てしまいました。
手書きですね。

これは……うわぁ、今改めてビビりましたが、「東北本線」ってこれ。

埼玉の大宮から福島、岩手県内を通って今の八戸からこっち……全部一つの路線だったのか。
物凄く見覚えのある駅名が連なっています。

八戸以降は、今の青い森鉄道の路線まんまですね。
駅も全部残っているし、名前も一つも変わっていません。

いかにもレトロな「昔」展示の中で、身近で変わらない駅名が並ぶのを見ると、こう……エモい。

強いなあ……。
ほとんど無人駅なのに、消えた駅は一つもないんだ。

別に消えたと思っていたわけじゃないですが、こうして見ると実感させられます。
色んなものが変わっていくのに、形を変えて、きっと本数も減って人も減って、それでも毎日運行し続けているんだ。

変わりながらも、変わらずに。

なんかすごい。

「下田」も「上北町」も、平成の旧市町村の名前です。
むしろ今の駅名に昔の地名が残っている感じですね。

青い森鉄道になっちゃっても、なくならずに。
因みに青い森鉄道の先は、盛岡まで「いわて銀河鉄道」ってやつになっています(通称IGR)。

……昔は全部、「東北本線」だったのか。
ああそうか、全部東京から繋がっているから、今の青い森鉄道も、八戸行きが上りで青森行きが下りなのも当然ですね。

JR、凄いなあ……。

この東北本線で、上野発の夜行列車に乗れば、終点が青森駅だったってことか。
一つの路線だったから、そんなことができたのか。

そうして車両が連絡船に積み込まれ、人もその上に乗船して揺られながら、函館へ向けて北の海を走っていく――。
すげえ……。

青森市に行ったら、青函連絡船八甲田丸も是非見てくださいね。
三内丸山遺跡はそこだけで色々と目白押しなので、小牧野遺跡と併せて回ると良いですよ。

津軽線は正直、この時乗っただけなのであまり覚えていません。
一応、油川ってのが青森市内の最初の駅で、写真の一覧で下に行くほど北上している感じですね。

気になる方は調べてみてください。
土地がわかるほど、こういうのは面白い。

……津軽線、復活してほしいなぁ……。

蟹田の駅まで歩いてみた

入口にあるベンチと縄文座布団。

さて、実はいくちゃん、他に誰もいなかったので、このベンチのところに荷物を置かせていただきました。

……いや、だってね!
お忘れかもしれませんが、いくちゃんはテントや寝具を背負っていたのです。

重いんだよwww

お優しい方で助かりました。
でもずっと背負っていたら厳しかったな……。

コンパクトな遺跡で、展示もすぐ見られるものだったので、時間はまだまだ余裕があります。
外はとても暑そうです……。

時間があるから発掘調査報告書とか読んでいたんですが、帰らないわけにもいきません。
ていうかお腹が空いてきました、お昼ご飯持っていないし。

お喋りをしてくれた事務員の方(?)には、わんたくという代行タクシーを使うことをおすすめされましたが……。

タクシー、という響きにどうも抵抗を持ってしまい。
値段はワンコインなんですけどねww

ワンコインのタクシー、だからわんたく……。
使えば良いと思います((

結局、歩くことにしました。

……うん、あのね、初キャンプで寝具を持っていたからね。
どれくらい体力に負担があるか、試してみたかったんですよww(←バカ)

道は簡単ですよ。

蟹田の駅は東の方です。
ひたすら大通りを東に行くのです。

お腹が空いたお昼頃、いくら北の地と言っても天気の良い真夏の7月30日に……。

――2時間。

出発して間もなくした頃、この看板を見つけました。

世界遺産『北海道・北東北の縄文遺跡群』のシリーズ看板――の、オマージュですね。大平山元遺跡は後ろですよ!

これを見つけただけで、歩いて帰ろうとした甲斐がありましたね(迫真)

キャンプ道具を全て背負って、ひたすら歩いて歩いて歩く。
半袖の腕がじりじりと焼け、日陰のない道をただ東へ。

道しかないのでお昼ご飯が食べられません。
……歩くしかありません。

前日にお世話になったマエダストア蟹田店が見えてきた時、大きな安堵感を覚えました。
やっと着いた……。

このお店はありがたいことに、買ったものをその場で食べられる休憩室があります。
そんなスーパー初めて見ました。

……まあ、今住んでいる市町村にもあるんですけどね。

当時は初めてだったので、大感動しながら休ませていただきましたw

ちょっと長く休み過ぎてしまったかもしれない。
でも本当に疲れていて……ザックのポケットに仕舞い込んだボトルに腕が届かなくて、水分も飲まずに歩いたんですよね確か……反省しています。

蟹田駅に着いた頃、電車は出てすぐだったらしい。
お昼休憩をもっと短くしておけば良かったでしょうか?

仕方がないので、駅前施設のウェル蟹ってところをふらふらと見ます。
飲食スペースは閉まっていますが、おにぎりを買いましたw

待合室みたいな建物があったので、そこで――『西の魔女が死んだ』を読んでいましたっけね……。

本棚に色々置いてあったんですよ。
名前しか知らない本だったのでちょっとだけ。

やがて電車が来たので、何とか乗車に成功しましたw

さらば外ヶ浜町……。

……ずっと同じ方角を向いて歩いたので、右腕だけが焼けすぎて、熱を持っていました。
どうも、軽く熱中症になった気がします。

幸い電車が空いていたので、座席に突っ伏させていただきました。
体調不良だから許して……でも、反省している……。

無理は禁物。
でもおかげさまで、今後の野営の教訓になりました。

……多分、冷たいものが食べたかったのでしょう。

青森に戻ってから、蕎麦を探し求めてふらふら。
何とか見つけたちょっと高そうなお店で、泣きそうになりながら頂きました……。

青森駅周辺で探し求めた蕎麦。

美味しかった(涙)

展示施設は変わっても遺跡は素晴らしい

大平山元遺跡へといざなう大看板。

2024年3月31日、大山ふるさと資料館は閉館しました。

しかし先日、むーもん館がオープンしたばかり!
場所は遺跡の目前です。

旧校舎ならではのレトロな展示は、きっと雰囲気を変えてしまったことでしょう。
展示品は移動したとしても、校舎は校舎で残っているはずです。
(※追記:出土品以外の民俗資料は「むーもん館」には行かなかったようですね)

そこは残念に思います。
しかし、代わりに新しい「むーもん館」では、ミュージアムショップなども充実しているようですね!

資料館は無料でしたが、むーもん館は入館料もあるようですよ。
その分、遺跡の調査や整備、研究や普及にお金が流れると良いですね。

遺跡は変わりません。
コンパクトで景色の良いのどかなスポットです。

行きやすい立地ではないですが、その分落ち着いた津軽の空気に触れられます。

田んぼで作っているのは、つがるロマンか青天の霹靂か。

電車でもお車でも、車窓から広い土地を見てみてください。
青森は良いぞ……。

番外編:いくちゃんのキャンプ道具紹介

いくちゃんのキャンプ道具を広げてみた。

当たり前ですが、この旅のためだけにキャンプ道具一式を揃えても、「宿泊費200円安い!」とはなりませんw
道具代の方が高くつきます。

しかし、世界遺産『北海道・北東北の縄文遺跡群』の構成資産は、中々の僻地にあるものが他にもあるのです。
場合によっては、ホテルよりキャンプ場が近いかも。

そして、他の世界遺産――例えばそうですね。

富士山―信仰の対象と芸術の源泉』を見る時に、富士五湖のキャンプ場を巡ってみるとか。
弾丸で行くよりずっと身に沁みるはずです。

北海道の『知床』にもキャンプ場はありますよ。
飛行機代やフェリー代って高いですから、宿泊費が安く抑えられるのは魅力ですよね。

青森から秋田の『白神山地』も良いですね。
いくちゃんはこれを見据えて買いました。

そういう選択肢を考えちゃって、キャンプデビューもありかなぁなんて思ってくれたらちょっと嬉しいので、私のこの時のキャンプ道具を紹介します。
全く縁がないと、費用の見積もりも必要な道具考えるのも、大変ですよね。

最低限必要なものは……。

いくちゃんの場合はこれです。

  • 荷運び用の「ザック」
  • 就寝用の「寝袋」
  • 暖と寝心地を確保するための「マット」
  • 雨風を凌ぎ虫を締め出す「一人用テント」
  • 汗を吸い取り入浴でも役立つ「フェイスタオル」
  • 快適な翌日を過ごすための「着替え」
  • 交通費や飲食代などのための「お金」
  • 非常時の連絡用かつ地図確認用の「スマートフォン」
  • スマートフォンを充電する「モバイルバッテリー」

――以上です。

シンプルでしょ。
下半分はキャンプ関係なく宿泊で持ち歩くので、実質上の4つだけです(タオルは微妙w)。

ゴミ袋もぶっちゃけ要らないです。
買い食いなので、汁物とかさえ避けてしまえば、ザックに直接ぶち込めば良いです((

まあ、かさばらないので持っていく方が良いと思いますがww

ちなみに、買い食いなのは調理器具の分を減らすためです。
キャンプ場でゆっくりするのが目的じゃないなら、机や椅子も要らないと思います。
カンテラや懐中電灯は、トイレが遠くて暗いキャンプ場もあるので、非常用に持っておくのはありかもしれませんが……。

具体的に見ていきましょう。

1,ザックは寝具を運ぶための大きさが必要です。
いくちゃんはネット記事などを参考に、MILLETの60Lザックを買いました。

マットが嵩張るので、どうしても大きくなってしまったんですよね。

でもこれ、車で移動する人は必ずしも必要ありません。
荷物が車に載れば良いんだもの。
ひとまとめにするザックが無くても、そこから複数回に分けて運ぶことはできるでしょ。

もちろん、マットの大きさがもっと小さければ、60Lである必要もありません。
後述します。

2,寝袋は夏用や冬用など色々ありますが、とりあえず冬でも使えるオールシーズンを買っておけば、買い足す必要がなくて安全ですw

夏に暑ければ払いのければ良いですし((
てかむしろ真夏なら寝袋要らないです。うん。
(凍えると生死に関わるので、念のため持っていく方が良いと思いますがw)

ただ、夏用の方が嵩張らないかもしれないので、「冬にキャンプなんてしない!」って決めている方は夏用で良いと思います。
寝袋は何気にスペース取るんですよ。

シュラフに数万円? 初心者がそんなに掛けんでよろしいw

3,マットは必要です。

寝袋さえあれば良いんじゃないの、と思っていると、地面から冷えが伝わってきて酷い目に遭います。
ちょっとでもごつごつしていると段差もダイレクトです。
車中泊でも冷えはあるみたいですよ。

この辺は調べればいくらでも情報が出てきます。

……でも、種類が色々あるんですね。
いくちゃんは取り敢えずインフレータブルってやつを買ってみたんですが……。

寝心地は良いけど重いし嵩張るので、純粋なエアマットへの買い替えを考えていますw
ここで最初からエアマットを選ぶなら、ザックに60Lは要らないと思います。

マットの種類については、他にも色々あるので調べてみてくださいね。

4,テントは思ったほど嵩張らない。


テントのレインフライは雨風をしのぐための皮です。
セットみたいなものなので、別売りなら買い足しましょう。

いくちゃんは店舗でアドバイスを貰いながら買いました。
組み立ても簡単でシンプルなテントです。

――さて、ここまででお値段はいくらでしょうか。
いくちゃんが買った時と変わっているものもありますが、ざっくりここで見た値段を足し算すると……。

……11万円くらいかな?(雑)

仮に宿代を5000円ずつ節約できたとしたら、22回の宿泊でペイしますね。
そこからはお得なキャンプライフが始まります。

まあ、その前に道具買い足したくなるリスクもありますし、本当に5000円節約できるかも場合によります。
そこは責任持てません。

その代わり、キャンプ以外でも使える道具もありますよ。

例えば寝袋とマットは、非常時などに役立ちます。
……というかいくちゃんの場合、普段の寝具もこれですよ。

布団を買い替えるタイミングがあれば、寝袋とマットを考慮してみてはいかがでしょうか。
いくちゃんの場合、インフレータブルなら寝心地も全然苦じゃないというか、普通です。
まあ段々空気抜けてくるので、たまに入れ直すことありますが……本当にたまにです。

普段からこれなら、キャンプ場や避難所でも普段通りで快適ですよ。

ザックは荷物が多い時に助かりますね。
いくちゃんは実家と行き来する時に、荷物が多いとキャリーケースではなくこのザックを背負っていくことが多いです。

キャリーケースのゴロゴロいう音、嫌いなんですよw
通行時に場所も取るし、背負える方が身軽ではあります。

あと、海外旅行とかの遠出だと、何だかんだ荷物が増えていくので良いかもしれませんね。
これは期待しているだけで、実行はまだです。

テントはさすがにキャンプ専用かなw

一度に買うと何気に多いんですが、こういうその他の目的も考慮しつつ、少しずつ買い足していけば揃っていきます。

着替えなどは普段から持ち運びますが、もちろんどんな着替えを選ぶかによって嵩は変わりますね。
いくちゃんは薄いスポーツTシャツとか普段使いしているので、持っていきます。
くしゃっとすればとても小さくなるんですよ。

登山用の高機能な衣服とかもあるので、お金使えるならそういうのも選択肢に入ってきますね。
膝を曲げても伸縮して突っ張らないズボンとか、汗をかいてもじとっとしない長袖とか……。

この記事はキャンプの解説というよりは、縁のない人のハードルを下げて選択肢を広げることを目的にしています。
参考にしていただきつつ、興味が湧いた方は自分でも調べてみてくださいね。

そのうちメモ帳カテゴリーで、改めてキャンプの枠とか取るかも。
わかんないけど。

観瀾山公園海水浴キャンプ場について

7月中旬~8月下旬の海開きに合わせて利用できるキャンプ場。

遺跡巡りをするついでに、外ヶ浜をゆっくり楽しみたい人向けの宿泊地。
または、遠方から訪れるために、どうしても一泊必要な方のための安価な宿泊地。

トイレやシャワーも完備されており、駐車場も自由に使えます。
近くに銭湯もあるのでおすすめ。

太宰治の『津軽』聖地として知られる観瀾山公園の施設の一つ。
暑い夏をエンジョイしにくる海水浴客で賑わいます。

大人一泊200円のフリーサイト(=設営場所を自分で決めるキャンプ場)です。

大平山元遺跡展示施設「むーもん館」アクセスなど

〇電車の場合
青森駅からJR津軽線で蟹田駅へ
→蟹田駅から津軽線代行バスで大平駅へ
→大平駅から徒歩8分

〇車の場合
青森ICを出て国道7号線へ
→紆余曲折でICを出てから約44分

◆観覧料:300円
◆開館時間:午前9時~午後4時
◆定休日:月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始

2024年4月29日オープン!

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